鶴ヶ島市とウォータースタンドが協定締結!未来を見据えたサステナブルな一歩
埼玉県鶴ヶ島市が、2050年のゼロカーボンシティ実現に向けて、大きな一歩を踏み出しました。2025年4月17日、同市は浄水型ウォーターサーバーで知られる「ウォータースタンド株式会社」と、プラスチックごみ削減の推進に関する協定を締結。持続可能なまちづくりに向け、行政と企業、市民が一体となって取り組むプロジェクトが始動しました。
協定のポイント:マイボトル給水機でペットボトル削減!
今回の協定の要となるのは、鶴ヶ島市内の公共施設などに「マイボトル対応型の給水機」を設置する取り組みです。これにより、使い捨てのペットボトルやプラスチック製品の使用を抑え、環境への負荷を軽減していきます。
「ゼロカーボンシティ」を掲げる鶴ヶ島市の理念は、「緑と水と生きものと 持続可能な社会を目指すまち」。その実現には、市民一人ひとりの意識改革と具体的な行動が不可欠です。給水機の設置をきっかけに、マイボトルの持参が日常となるよう、日々の生活の中での“ちょっとした変化”が積み重なっていくことが期待されています。
ウォータースタンド株式会社とは?プラごみ削減に挑むエコ企業
ウォータースタンド株式会社は、埼玉県さいたま市に本社を構える浄水型ウォーターサーバーのレンタル企業。使い捨てボトルを使わず、誰もがいつでもおいしい水を使えるという利便性の高さが支持されています。
同社が掲げるミッションは「使い捨てプラスチックボトル30億本の削減」。これまでにも全国の自治体や学校と連携し、「ボトルフリープロジェクト」を展開。今回の鶴ヶ島市との協定もその一環です。給水インフラの整備を通じて、地球温暖化の緩和と熱中症対策、健康促進という多面的な価値を生み出しています。
受賞歴も多数!確かな実績と信頼のある企業
ウォータースタンド株式会社は、以下のような数々の賞や公的支援を受けている注目企業です。
- 令和4年度 彩の国埼玉環境大賞「優秀賞」
- 脱炭素チャレンジカップ2022「オルタナ最優秀ストーリー賞」
- かわさきSDGs大賞2023 特別賞
- 農水省・消費者庁・環境省連携「サステナアワード2020」ルーキー賞
地域と未来をつなぐ、サステナブルなライフスタイルを鶴ヶ島から
鶴ヶ島市が進めるこの取り組みは、ただ環境にやさしいだけではありません。地域全体で取り組むことで、子どもたちの教育や住民の健康、コミュニティのつながりにもプラスの効果が期待されます。
公共施設に設置される給水機は、市民が「意識」から「行動」へと移るきっかけに。マイボトルを持ち歩くことが当たり前の風景になれば、私たちの日常も少しずつ、でも確実に変わっていきます。
今後の展望:全国へ広がる“脱プラ”の輪
ウォータースタンド株式会社は、今後もこのような協定を日本全国で広げていく計画。鶴ヶ島市との連携を成功事例として、より多くの自治体や教育機関との協働が期待されます。
ゼロカーボンの実現は、一人の力だけでは叶いません。しかし、こうした官民連携の地道な取り組みが積み重なることで、持続可能な社会は確実に近づいています。
おわりに:未来のために、今できる一歩を
「未来の地球に何を残すか」。それは、私たち一人ひとりの選択にかかっています。鶴ヶ島市のように、地域全体で取り組むゼロカーボンへの挑戦は、埼玉県内外でも大きな注目を集めるでしょう。
まずは、マイボトルを手に取ることから。小さなアクションが、大きな未来を変える第一歩になるかもしれません。