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さいたま市・武蔵一宮氷川神社の森再生!未来へつなぐ「鎮守の杜100年プロジェクト」

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埼玉ニュース&トピックス

100年先を見据えた、あなたの一歩が未来の森を育てる

埼玉県さいたま市に鎮座する武蔵一宮氷川神社――関東一円で深い信仰を集めるこの由緒ある神社が、今、新たな歴史の一歩を踏み出しました。その名も「鎮守の杜100年プロジェクト」。クラウドファンディングという新しい形で、多くの人が“森づくり”に参加できる取り組みがスタートしています!

日本一長い参道に危機!?環境の変化が招いた課題

氷川神社のシンボルともいえる全長2kmにおよぶ参道。長年にわたり、地域の誇りとして親しまれてきたこの道に、今、静かに異変が起きています。

・10m超の大木の立ち枯れ
・根付かない若木たち
・倒木のリスク

これらの問題の背景には「踏圧」による土壌の硬化、そして落ち葉掃除による土壌の劣化があると言われています。まさに人の営みによって“森の呼吸”が失われつつあるのです。

目指すは100年後の大木と循環する森

このプロジェクトでは、植物・土壌環境の専門家・高田宏臣氏(高田造園設計事務所)を迎え、本格的な環境再生に取り組んでいます。方法は、切株周囲への密植・深根誘導、炭やグリ石、くん炭、落ち葉などを活用した土壌改良と菌糸のネットワーク再生など。

その目標は――
✅ 環境循環型の豊かな杜
✅ 10mを超える大木たちが根を張る未来の参道
✅ 地域のヒートアイランド対策、水循環の改善、災害への強さを兼ね備えた“自然のエアコン”

参加することが未来への贈り物に

今回のクラウドファンディングでは、単なる寄付ではなく、参加者自身が苗木の“里親”になるような形で、森づくりに関わることができます。

🌱 支援金額に応じた「ご献木」
🌱 植樹イベントへの参加(予定)
🌱 環境配慮型の特典「ninigi石鹸」の贈呈なども

特に注目したいのが、家族や企業、学校単位での参加。自分たちが関わった苗木が、100年後に堂々たる大木となり、次世代の子どもたちを見守る姿を想像してみてください。それはまさに「未来への贈り物」と言えるでしょう。

教育と地域活性化のフィールドにも

このプロジェクトは、緑を増やすだけではありません。

・小学生から大学生までが参加できる教育の場
・アントレプレナーシップを学ぶ機会
・学生プロデュースによるイベント展開

など、地域と次世代を巻き込んだ持続可能な活動モデルとなっています。

埼玉大学や地域住民、そして全国の皆さんの力を借りながら、土壌分析から苗木の植栽、長期的な維持管理までを一貫して進めていく予定です。

氷川神社・権宮司の想い

武蔵一宮氷川神社 東角井真臣 権宮司は、こう語ります。

「氷川参道は地元の誇りであり、私たちが次の世代に託すべき大切な財産。豊かな生態系を育む“杜”として蘇らせ、人と自然が共に生きる街をつくっていきたいのです。」

あなたも“森の一員”になりませんか?

このプロジェクトは、特別な知識やスキルがなくても誰でも参加できます。大切なのは「未来を想う気持ち」。あなたの想いとアクションが、やがて美しい参道の大木として、100年後の風景に残るかもしれません。

クラウドファンディング参加期間

📅 2025年3月21日~6月20日
🔗 プロジェクト詳細・参加はこちら(IBUSHIGINサイト)

緑と学びと想い出の詰まった参道を次の世代へ

“ただの街路樹”ではなく、“人の手で育て、共に生きる森”へ――。
ぜひこの春、家族や仲間と一緒に、未来を育てるプロジェクトに参加してみませんか?

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