埼玉県日高市が、地域社会の課題解決を目指し、リユースプラットフォーム「おいくら」を活用した新たな取り組みを開始しました。この施策は、不要品のリユースを通じて廃棄物削減を図り、持続可能な循環型社会の実現を目指すものです。日高市と株式会社マーケットエンタープライズの官民連携により、市民のリユース意識向上が期待されています。
不要品が資源に！「おいくら」とは？
「おいくら」は、不要品の一括査定ができる便利なリユースプラットフォームです。全国のリサイクルショップと提携し、買取価格を比較して最適な売却先を選べるのが特徴。大型の家電や家具も、出張買取で手間なく処理可能です。これまで130万人が利用し、その手軽さで多くの支持を得ています。
「おいくら」の利用方法
- 不要品を「おいくら」に登録
- 査定依頼を一括送信
- 買取価格を比較し、最適なリサイクルショップを選択
- 出張買取を依頼すれば、自宅での売却も可能
詳細は公式サイトをご覧ください。
日高市での具体的な効果
これまで日高市では、広報紙を通じた不要品交換情報の提供や粗大ごみの収集を行っていましたが、リユース可能なものが多く含まれていました。「おいくら」の導入により、市民は自宅にいながら不要品を売却でき、廃棄物処理費用の削減にもつながります。
特に大型家電や家具の処分に困っていた市民にとって、搬出作業の負担が軽減されることは大きなメリットです。さらに、家電リサイクル法対象製品もリユース可能な場合が多く、環境負荷の低減が期待されています。
これからの展望
日高市ホームページには、12月20日より「おいくら」の情報が掲載され、一括査定申し込みが可能になります。この取り組みを通じて、市民のリユース意識を高め、「捨てる」から「活用する」への意識改革を促進。自治体の廃棄物処理費用削減とともに、社会全体の資源循環に貢献します。
日高市とマーケットエンタープライズの連携は、地域活性化とSDGsの実現を目指した模範的な取り組みと言えるでしょう。興味がある方は、ぜひ「おいくら」を活用してみてください。
日高市について
埼玉県南西部に位置する日高市は、美しい自然と便利な交通網が特徴の街です。高麗川や丘陵地が広がり、都市と自然の調和が取れた環境が魅力。人口は54,233人（2024年11月現在）で、多様な文化と伝統が息づく地域です。
市の詳細情報は公式サイトをご覧ください。
マーケットエンタープライズとは？
2006年に設立されたマーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に展開し、持続可能な社会の実現を目指しています。「おいくら」をはじめとしたリユースサービスで全国の自治体と連携し、これまで209の自治体に導入されています。
詳細は公式サイトをご覧ください。
