越谷市で不登校の子どもたちが心を癒す取り組み!NIJINアカデミーの挑戦

スポンサーリンク
埼玉ニュース&トピックス

「学校に行けない」「行きたくない」そんな子どもたちの心の声に耳を傾け、彼らが自分自身と向き合う場を提供しているオルタナティブスクール『NIJINアカデミー越谷校』が、新たな取り組みを行いました。その名も『今年のモヤモヤ、今年のうちに!』。

メタバースとリアルが融合した学び場

『NIJINアカデミー越谷校』は、メタバースを活用したバーチャル校舎と、リアルの場を組み合わせた新しい教育モデルを展開しています。これまで350名以上の不登校児童が参加し、「学校に戻らないけど学びたい」というニーズに応えてきました。

特に注目すべきは、リアル教室で人との関わりを通じて自分を知ることを大切にしている点です。子どもたちが安心して自己表現できる環境づくりを目指しています。

心のモヤモヤを「消す」特別プログラム

このプログラムは、子どもたちが1年を振り返り、心に残る「モヤモヤ」を解消することを目的としています。嫌だったことは水に溶ける特殊な紙に書き、楽しかったことは普通の紙に記録します。

「人の目」「お母さんがうるさい」「教室に無理やり連れて行かれたこと」など、子どもたちの口から出たリアルな声が紙に綴られ、嫌な記憶を象徴する文字が水に溶けて消えていく様子に、子どもたちから歓声があがったそうです。

心に寄り添う教育の可能性

人間関係の悩みが不登校の主な原因と言われる中で、自分の感情を言語化し、嫌な思い出を視覚的に「消す」ことで心を軽くするこの取り組みは、非常に意義深いものです。子どもたちはこの経験を通じて、ストレスを乗り越える力を少しずつ身につけていきます。

越谷校の募集要項

  • 対象:不登校の小中学生
  • 開校日:週2日(火・金コース)
  • 場所:埼玉県越谷市赤山町1-147 マリフラット2
  • 定員:10名
  • 申込方法:公式サイトより

NIJINアカデミーとは

2023年に開校した不登校児童向けのオルタナティブスクールで、「心理的安全性」「対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」を柱としたカリキュラムを提供しています。子どもたちが「自分」「学び」「社会」を好きになることを目指し、未来に希望を持てる教育を実現しています。

公式サイトはこちら:NIJINアカデミー公式サイト

タイトルとURLをコピーしました