地域の食を支える拠点が再エネでパワーアップ
埼玉県熊谷市に拠点を構える「県北食肉センター協業組合」が、2025年3月に自家消費型太陽光発電システムを導入しました!
地元の食肉流通を支えるこのセンターは、地域にとって欠かせない“食のインフラ”。その重要な施設が再生可能エネルギーを活用し、持続可能な運営を目指しているというニュースは、地域にとっても嬉しい話題ですね。
電気代の高騰対策にも一役!導入の背景とは?
最近の電気料金の高止まり、気になりますよね。
県北食肉センターでは、衛生的で効率の良い施設運営を目指す中で、「どうせ使う電気なら、自分たちでつくっちゃおう!」と自家消費型太陽光発電の導入を決断。
これはまさに、電力の“地産地消”ともいえる取り組み。地域の資源を活かしながら、経済的にも賢い選択といえます。
施工は信頼と実績の「恒電社」
このシステムを手がけたのは、埼玉県北足立郡に本社を構える株式会社恒電社。
30年以上の電気工事の実績をもとに、太陽光発電設備の設計・調達・施工を一気通貫で対応してくれるプロ集団です。
さらに、恒電社自身が所有する太陽光発電所で得たノウハウを活かした“現場主義”のサポートが魅力。スピーディかつ的確な対応で、食肉センターの信頼を得たそうです。
働く人の誇りもエネルギーに
センター長の荻野敦人さん、そして理事長の中村隼人さんへのインタビューでは、施設の未来像やスタッフへの思いも語られています。
「自分の仕事が地域の『食』を支えている」。そんな誇りを持てる職場環境を目指して、働く人たちにも優しい取り組みを進めているのが印象的でした。
電力を自前でまかないながら、地域の若手人材の育成にも力を入れるーーそんな未来志向の取り組みが、業界に新しい風を吹き込んでいきそうです。
地域とともに、次の時代へ
2002年の法改正をきっかけに生まれ変わった県北食肉センター。今では1日最大700頭もの豚を処理できる能力を誇り、「衛生管理の徹底」と「安定供給」を両立する地域の要です。
そんな重要拠点が、太陽光発電という新たな挑戦に踏み出したことは、熊谷市や周辺エリアにとっても大きな意義があります。
環境への配慮と地域とのつながりを大切にしながら、“地元の食”を未来につなぐ取り組み。今後も県北食肉センターの動きから目が離せませんね!
