毛呂山町で広葉樹の森づくり!ヤマップと手を組んで地域も元気に!

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埼玉ニュース&トピックス

登山や自然好きにおなじみのアプリ「YAMAP(ヤマップ)」が、埼玉県毛呂山町と手を取り合い、新たな森づくりと地域活性化プロジェクトをスタートしました。2025年3月28日に締結されたこの連携協定は、「広葉樹の森づくりと西川材を活かした毛呂山町活性化プロジェクト」を本格的に進めるための第一歩です。

自然と人のつながりをもう一度、森づくりの背景とは?

現代社会では、都市と自然の距離がどんどん広がっていますよね。そんな中、「地球とつながるよろこび。」を掲げるヤマップは、自然とのふれあいを大切にした森づくりや地域との関係性を重視した活動を展開してきました。

一方、毛呂山町はというと、林業の担い手不足や一次産業の衰退によって森林が荒れ、保水力の低下や土砂災害のリスク、生態系のバランス崩壊など、課題が山積みでした。そんな状況に希望の光をもたらしたのが、昨年末に実施されたふるさと納税型クラウドファンディング。71件、約180万円もの支援が集まり、多くの人が毛呂山町の自然再生に共感していることが明らかになりました。

プロジェクトの柱は「森づくり」と「地域の元気づくり」

◎広葉樹の森づくりで生態系を回復!

毛呂山町の森林に対して、まずは植生調査を実施。そのうえで、その土地に最も合った広葉樹を植えることで、保水力を高め、生き物たちが暮らしやすい環境を取り戻していきます。森が元気になれば、山の恵みも豊かになり、地域の未来にもつながりますよね。

◎「西川材」を活かして地域に経済の循環を!

西川材といえば、江戸時代から名を馳せる埼玉西部の誇るブランド木材。現在では林業の衰退により、活用が課題となっていますが、このプロジェクトではその価値を再発見し、地域の経済にも良い循環を生み出そうとしています。間伐材の利活用や製品化を通じて、資源をムダにせず、地元産業を元気にする取り組みが進められる予定です。

◎秋には植樹体験やワークショップも開催!

このプロジェクトでは、今秋に「植樹体験」や「森のワークショップ」などのイベントも開催予定!観光とはひと味違った体験型プログラムを通じて、地域に関わる人=“関係人口”を増やすことも目指しています。参加者が自然とふれあい、地域の魅力を肌で感じられる機会になるはずです。

プロジェクトを支える地域のパートナーたち

この取り組みは、ヤマップ単独ではなく、地域の専門家や事業者とも連携して進められます。

  • 里山ZERO BASE(代表:西野文貴氏)…森づくりの専門家として、生態系調査や植樹指導に協力。
  • 斎藤材木店(代表:齊藤敏彦氏)…間伐から製品化まで、森の循環を支える重要な役割。
  • 村田円芸(代表:村田康行氏)…水の流れを整える山のインフラ整備を担当。

まさに“地域ぐるみ”で自然と向き合う姿勢が感じられるプロジェクトですね。

「YAMAP」ってどんなアプリ?

登山好きにはおなじみの「YAMAP」は、スマートフォンのGPSを使って、電波が届かない山の中でも現在地や登山ルートが確認できる優れもの。山の記録を残したり、他の登山者と情報交換できたりと、山好きにはたまらない機能が充実しています。2025年3月には累計490万ダウンロードを突破していて、国内最大級の登山アプリとして多くの人に支持されています。

未来へつなぐ毛呂山町の森、そして地域の希望

埼玉県毛呂山町は、歴史ある「西川材」や「桂木ゆず」など、自然と文化に恵まれた町。今回のプロジェクトは、そんな毛呂山の魅力を未来につなぐ大きなチャンスです。ヤマップとの連携をきっかけに、地域と自然が元気になるこの取り組みに、ぜひ注目してみてください。

秋の植樹体験イベントなども楽しみですが、「自然と人のつながりを取り戻す」という大きなテーマに共感した方は、ふるさと納税を通じて応援するのもおすすめです!

総合サイト|毛呂山町
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