埼玉県川口市といえば、昔から「ものづくりのまち」として知られていますよね。そんな川口の技術力と創造力を全国に発信する取り組みが「川口i-mono(いいもの)・i-waza(いいわざ)ブランド認定制度」。これは、川口商工会議所が中心となって、市内企業の優れた製品や技術を認定し、販路拡大やブランド力向上を後押しするプロジェクトです。
2024年度(令和6年度)には、計6つの製品・技術が新たに認定されました!それぞれが「川口らしさ」や「日本の職人魂」を感じさせる魅力たっぷりのアイテムばかり。この記事では、それぞれの魅力ポイントをわかりやすくご紹介していきます。
川口i-mono(いいもの)ブランド認定製品5選
① 株式会社アルナ『アルミ製フレーム&コレクションケース』
額縁って「作品を引き立てるためのもの」と思いがちですが、アルナの「ALUMIUM(アルミアム)シリーズ」は一味違います。1mm単位で幅や角度を計算し、光の反射や斜めからの見え方まで徹底設計。お部屋全体をアート空間に変えてしまうような高いデザイン性が魅力です。お気に入りの作品を飾るだけでなく、空間演出まで叶えてくれる、まさに“いいもの”です。
② 株式会社エミュール『エミュール ファインバブルシャワー』
ウルトラファインバブルって聞いたことありますか?なんと直径約0.1μmの超微細泡が1cm³に約3億個も発生!この泡が毛穴の奥まで入り込んで、汚れや皮脂をしっかり洗浄してくれるんです。シャワー時間の短縮にもつながり、忙しい日々の中でのスキンケアやヘアケアにぴったり。まさに現代人の味方ですね。
③ 有限会社倉持プラスチック『バイオプラベースの点眼容器』
環境に優しい点眼容器として注目を集めているのがこちら。植物由来のバイオポリエチレンを10%使用し、石油由来の素材の使用を減らしたサステナブルなアイテムです。機能性を損なわずに環境配慮もバッチリな点が、高評価ポイント。バイオマスマーク認定も取得していて、安心して使えるのも魅力ですね。
④ 快工房株式会社『KUSUKUSU -クスクス』
名前もかわいいこの遊具シリーズ、「KUSUKUSU」は子どもたちの“創造力”を育む多機能型の複合遊具です。滑り台には夏でも熱くなりにくい樹脂素材を採用するなど、安全性にも配慮。また、拡張性が高く組み替えも自由自在なので、遊びの幅がグンと広がります。親としては、安心して子どもを遊ばせられるのが嬉しいですね。
⑤ 土リサイクルセンター株式会社『建設発生土リサイクル商品』
建設現場から出る“土”って、実は再利用できるってご存じでしたか?この技術では、赤残土・埋戻し用砂質土・PS灰改良土の3種類に分けて処理し、建設資材として再活用。完全循環型リサイクルを実現しています。環境保全と資源活用を両立するこの発想は、まさに時代の最先端ですね。
川口i-waza(いいわざ)ブランド認定技術
① 株式会社フジカ工業『スポンジ・ゴム等軟質素材の形状加工技術』
スポンジやゴムといった柔らかい素材の加工って、意外と難しいんです。でもフジカ工業では、用途やコストに応じた最適な加工方法を提案し、製品開発をトータルでサポート。自社のノウハウと協力会社の技術を融合し、ワンストップで対応してくれるのも大きな強み。産業用から日常品まで、あらゆるニーズに応えてくれる頼もしい存在です。
地域発、全国へ。川口のものづくりはまだまだ進化中!
今回紹介したi-mono・i-wazaブランドは、川口の企業が持つ「こだわり」と「挑戦心」が詰まった逸品ばかり。それぞれの製品や技術に触れることで、川口のものづくりの奥深さと可能性を実感できるはずです。
今後も、このような取り組みを通じて地域の技術力が全国へと広がっていくのが楽しみですね。ぜひ川口ブランドの「いいもの・いいわざ」に注目してみてください!