移民問題に関心のある方々にとって、待望の一冊が産経新聞出版から発売されました。2025年1月9日、産経新聞取材班による新刊『国会議員に読ませたい「移民」と日本人』が登場。埼玉県川口市で注目を集めるクルド人問題をはじめ、国内外の移民問題を徹底追跡した内容が話題を呼んでいます。
川口市の現状に迫る—クルド人問題を徹底取材
本書は、川口市で顕在化したトルコの少数民族クルド人と地域住民との摩擦を丹念に描写。さらに、入国管理局の「出稼ぎ」報告書問題やトルコ現地での取材も収録されており、リアルな実情が深掘りされています。
イスラム教の土葬墓地に揺れる地域住民の声や、一部外国人との軋轢に悩む地方都市の現実を赤裸々に描いた本書は、まさに移民問題の核心に迫る警世の書といえるでしょう。
移民政策を考えるヒントが満載
欧米諸国が直面する治安悪化の現状を参考にしながら、日本が「移民推進」の方針を進めるべきか否かを論じる内容も注目ポイント。本書では、トルコの「出稼ぎ村」での現地取材を通じて、クルド人が川口を目指す理由を解明しています。
たとえば、現地では「難民だなんてウソ。みんな仕事をするために来ている」と語る声が記録されています。入管の審査を通るための虚偽申告や、実際の生活目的など、移民問題の裏側を知ることができる一冊です。
読みどころと主な内容
- 第1章 メディアが報じないクルド人
- 第2章 川口で何が起きているのか
- 第3章 難民ビザ、仮放免、強制送還
- 第4章 絶対に「移民」と言ってはいけない国
- 第5章 人生を丸ごと引き受ける覚悟はあるか
- 第6章 クルド人が川口を目指す本当の理由
さらに、駐日トルコ大使へのインタビューも収録されており、多角的な視点で問題にアプローチしています。
購入方法と価格
定価は1,760円（税込み）。産経iDやアマゾンで購入可能です。移民問題に関心のある方はぜひ手に取ってみてください。
移民問題に一石を投じる一冊
本書は、移民問題を冷静に考えるきっかけを与えてくれる貴重な書籍です。日本の未来を見据えた政策や地域社会の在り方を考える上で、多くのヒントが得られるでしょう。興味を持たれた方はぜひ読んでみてください！
