埼玉県寄居町の鉢形地区で、2025年1月から新たな取り組みがスタートしました。その名も「よりい未来農園」。このプロジェクトは、使われていなかった畑を再活用し、地域住民や外部参加者との共創を通じて、持続可能な社会と自然との調和を目指すものです。
「よりい未来農園」とは?
「よりい未来農園」は、農業体験や環境教育を通じて、地域内外のコミュニティをつなぐ場所を提供します。年間100名以上が参加する予定の多様なプログラムでは、農業体験、環境ワークショップ、地域と企業の協働活動が行われます。
この農園は、自然循環と経済循環の実践モデルとして、寄居町の未来を切り開くことを目指しています。
主な活動内容
- 農業体験イベント: 地域住民や外部参加者を対象に、農業体験や季節ごとのワークショップを開催。
- 農作物の栽培: 寄居の土地に合う作物を育て、ブランド野菜化を目指します。
- 地域価値の循環: 提携レストランで収穫物を活用した特別メニューを開発し、地元イベントでの販売も実施。
今後のロードマップ
「よりい未来農園」プロジェクトは3つのステップで進行します。
- STEP1: 畑の再生(2024年12月〜2025年3月)
土壌回復作業を実施し、草刈りワークショップを開催して栽培環境を整えます。 - STEP2: 農園の設計(2025年4月以降)
自然と調和した農園デザインを確立し、学びと憩いの場を併設。 - STEP3: ブランド野菜の栽培(2025年4月以降)
地域特産作物を選定し、実験的に栽培します。
共創パートナーとその役割
「よりい未来農園」には多くのパートナーが関わり、プロジェクトを支えています。
- 「古民家クイジーヌ うさぎのテーブル」: 収穫物を活用した特別メニューを開発。
- 「畑のカナちゃん」: SNS発信や参加者とのコミュニケーションを担当。
- 横田佐知雄さん: 農業技術のアドバイスを提供。
- 株式会社中央園芸: 土壌改良や竹林整備を指導。
- rutsuboまちプレイヤー/月イチ町民: 多様な視点で農園づくりに参画。
- 株式会社グラグリッド: プロジェクト全体をデザイン支援。
プレイベントのご案内
「よりい未来農園」の第一歩として、2025年1月25日(土)に「草刈り体験&芋煮会」が開催されます。草刈り作業を通じて土壌再生のプロセスを体験した後、心温まる芋煮会で地域交流を楽しむことができます。
場所は鉢形駅から徒歩18分の畑で、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?
まとめ
「よりい未来農園」は、寄居町に新しい価値とつながりを生む素晴らしいプロジェクトです。自然や地域との絆を深める場として、あなたもぜひ参加してみませんか?未来を共に創るこの取り組みに期待が高まります!