埼玉県吉川市の新しいランドマーク「POLUS TECHNO CITY(ポラステクノシティ)」に、最先端の防災テクノロジーが導入されました!
2025年3月1日、ポラスグループ最大規模の木造建築拠点として誕生したこの施設に、新たに設置されたのは、なんと4本の『Secual Smart Pole(セキュアルスマートポール)』。防災とテクノロジーが融合した次世代型の街づくりが、ここから本格的に始まっています。
災害に強い街づくりを支える「Secual Smart Pole」って?
Secual Smart Poleは、緊急時の情報発信や地域の安心・安全を支える多機能ポール。特に注目なのは以下の3つの機能です。
① LED通知機能で「見える」警戒レベル
災害時、気象庁や自治体が発令する警戒レベルをフルカラーLEDで可視化。視覚的に状況を伝えることで、避難誘導もスムーズに行えます。
② カメラ機能で「遠隔から」状況確認
現地に行かなくても、リアルタイムでの映像確認や、過去の記録をクラウドでチェック可能。防災対応はもちろん、施設運営の効率化にもつながります。
③ スピーカー機能で「聴こえる」情報配信
災害時には有線放送で緊急情報を住民に届け、平常時はイベントの音楽配信などで施設の賑わいづくりにもひと役。暮らしの安心と活気の両方を支えます。
「POLUS TECHNO CITY」ってどんな場所?
吉川美南駅東口からすぐの場所に誕生したポラステクノシティは、地域住民との交流や学びの場としても機能する複合施設。木造建築の魅力を発信する展示スペースや、帰宅困難者の一時滞在施設としての防災機能も備えています。
さらにこのエリアは、埼玉県吉川市が進める土地区画整理事業の一環として、技術開発・研究の拠点としても注目されています。まさに“未来型まちづくり”のモデルケースなんです。
SDGsにも貢献!地域と未来をつなぐ取り組み
Secual Smart Poleの導入は、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)にもぴったりマッチ。特に以下の目標に貢献しています。
- 目標11: 住み続けられるまちづくりを
- 目標9: 産業と技術革新の基盤を作ろう
- 目標13: 気候変動に具体的な対策を
地域のレジリエンス(災害への強さ)を高めると同時に、最先端のIoT技術を地域に根付かせることで、住民が安心して暮らせる街の実現を目指します。
これからの街づくりのヒントがここに
ポラステクノシティで進むこの取り組みは、地域密着型の防災テクノロジーの好例です。スマートシティ構想において、こうした“見える・届く・支える”仕組みはこれからのインフラ整備に欠かせない存在になるはず。
ギガプライズとSecualは今後、全国の自治体や施設にも導入を広げる予定とのこと。埼玉発のこのチャレンジが、全国へ、そして未来へと広がっていくのが楽しみですね。