自営業はつらいよ(ウソです)
5月。
それは憂鬱な季節。
ゴールデンウィークも終了し、
6月をまたぎ7月の海の日までま~ったく祝日の無い2ヶ月間の始まり。
まさに死の行軍(デスマーチ)……!
などという戦々恐々とした様相などフーテンのフリーランスにあるわけもなく。
皆さんコンニチハ。
五月病ってなんですか?ってくらいにノーテンキな毎日を過ごしているダメライター、あるかでぃあデス♪ (=゚ω゚)ノ
いやいや、ちゃんと仕事もしてますよ!
パズ●ラばっかり遊んでる訳じゃないですよ!
ゲームのイベント期間が始まると原稿の納期が遅れるとか多分気のせいですよ!
というわけで、事実の証明のために今回は埼玉県鴻巣市へ行って参りました!
あ、原稿はしっかり遅れました。(ダメじゃん)
花とおじさん
埼玉県民の皆さんなら鴻巣市と聞いてピンと来た人もいるのではないでしょうか。
そう、ここは日本でも有数の花生産地。
まさに今が花満開の季節でして、市では5月中旬に毎年
「こうのす花まつり」を開催しています。
この花まつりの面白いところは、市内の特定のイベント会場1箇所で開催されるのではなく街全体でイベントを行っていること。
市が運営するイベント以外に市民の皆さんの個人宅までオープンガーデンとして開放するなど見所盛りだくさんなのです。
今回はのんびりと電車で鴻巣市へ。
10時30分頃に現地へ到着すると、駅前には早速花まつりののぼりが。
駅前からは市内に点在するイベント会場を巡回する臨時のシャトルバスが運行されているので、無料で快適に花まつりを堪能できます。
最初に向かったのは荒川の河川敷にあるポピー畑。
「ポピー・ハッピースクエア」
というイベント名で公開されており、5月24日(土)からはポピーの花を摘み取ることもできます。
シャトルバスに5~6分揺られるとすぐに現地に到着。
いや~今回のレポートも突き抜けるようなイイ天気ですね!
さすが晴れ男!
木々に囲まれたのどかな田園風景を少し歩き、
河川敷方面へ数分歩くと……
見えてきたのは一面の花!花!花!
あたりにポピーの香りが漂っています。
黄金色に咲き誇るポピーのあまりの美しさに思わず写真を撮るのも忘れてしまうほど。
いかんいかん、仕事仕事。
オレンジ色以外にも赤やピンクのグラデーションの花などもあり実に鮮やか。
まさに花の絨毯
といった雰囲気ですね。
会場の中央付近には休憩所なども設営され軽食なども楽しめるように。
何かおいしそうなものはあるかな?
と並んでいる屋台を見てみると、「こうのすコロッケ」の文字が。
あらこれは美味しそうじゃないですか♪
というわけで1個所望。
お値段は110円とかなりリーズナブル。
コロッケはアツアツの揚げたてで衣もサックサク。
鴻巣市内の肉屋さんが作っているだけあって肉汁の旨みたっぷりでした。
ポピーの花もコロッケも堪能したところで次の会場へ。
丁度シャトルバスが到着したので飛び乗って行き先を聞いて見ると、今度は市役所へ行くそうで。
市役所からは前述した市内のオープンガーデンを巡るツアーバスが別途出ているほか、市役所隣の「せせらぎ公園」で特設イベントもやっています。
またまた数分バスに揺られ、市役所に到着するとその足で公園へ。
公園内も花と人でいっぱいだー!
ご当地B級グルメに舌つづみ!
今年は鴻巣市の市制施行60周年になるそうで、せせらぎ公園の会場もかなり気合が入っている様子。
公園内には鴻巣市以外に埼玉県内各地や群馬県からも出張ブースが軒を並べ、各地の特産品や名物を販売。
その宣伝にご当地ゆるキャラもたくさん集まっており、子供たちに大人気でした。
会場をぐるっと回ってお祭りの雰囲気を楽しんでいると、何やら物凄い人だかりの場所が。
なんだろうと思って行ってみると、ご当地B級グルメの屋台がずらりと並んでいるじゃないですか。
やっぱりここはグルメリポーターとして色々食さねばいけませんよね!←いつからグルメリポーターになった。
ところがどの屋台も長蛇の列。大人気ってレベルじゃない。
どうやらB級グルメやご当地キャラを愛する人々も多いらしく、
ゆるキャラのぬいぐるみやグッズを大量に持ち歩く人の姿もちらほら。
とくに深谷市のマスコットキャラクター、ふっかちゃんは人気のようですね。
暑い日ざしの中最初に並んでみたのは、会場内で一際イイ香りを漂わせていた上尾市の「串ぎょうざ」。
串に刺した肉団子を更に肉で巻いて炭火で焼いたもので、列に並ぶ方に聞いてみたところ「さいたまのB級グルメの中でも一番美味しいね!」と大絶賛する人も。
串ぎょうざは1本250円、5本で1000円。
その美味しさからか何本もまとめ買いをする方もいるようで
「20本下さい」という驚きの注文も。
これだけ売れてしまうのだから、焼く方も必死です。
結局30分近くも並んでようやくゲット!
焼きたての串ぎょうざは甘い香りを漂わせる肉汁を滴らせてなんとも美味しそう♪
ハフハフとかじりつき、あっという間に完食。
これは確かにまとめ買いしたくなるなぁと思いながらも次の獲物を探してみる。
目に留まったのは吉見町の「あぶら味噌ナンドッグ」。
ホットプレートの上で踊る大きなウインナーに思わずヨダレが。
甘辛い味噌の味があっさりとしたナンや香ばしいウインナーにピッタリで、
いわゆるピリ辛のホットドッグとはちょっと違ったマイルドな美味しさ。
お値段は300円なり。
こちらもパクパクモグモグと一気に完食。
次はどれだ!と目をつけたのは行田市の
「行田フライ」。
そういえば先ほど写真を撮った行田市のマスコットキャラクター「フラべぇ」は、この行田フライの形じゃないですか。
行田フライは名前だけ見ると何かの揚げ物のように思われますが、実は小麦粉と卵、ネギなどを混ぜてお好み焼きのように焼き上げたもの。
モチモチとした食感とソースの甘い香りが食欲をそそります。
お値段は300円。
行田フライも美味い美味いと満面の笑みで完食。
いやー食べた食べた。さあ帰ろう。
……あれ、なんか忘れてるぞ?
締めは優雅にバラ園で
ああそうだ花を撮らなければ。
ここへ何しに来たんだオレ。
おなかもいっぱいになりすっかり帰る気満々でしたが、実はもう1箇所この花まつりの見所があるのですよ。
「花久の里」という施設でして、とてもキレイなバラの庭園が見られるとのこと。
市役所からはちょっと離れた場所にありますが、こちらも臨時のシャトルバスで行けます。
15分ほどのんびりとバスに揺られて現地に到着。
花久の里はかつての旧家を利用して作られた施設で、バラの庭園のほかにも茶室でお茶会を楽しんだりサロンで音楽を楽しんだり。
この日もサロンからは流麗なフルートの音色が響いていました。
立派な門をくぐって庭に出ると、すぐにバラが目に飛び込んできます。
見事に咲いたバラは種類も豊富。
こちらもポピー畑と同じく一面バラの香り。
花は目だけでなく鼻も楽しませてくれるんですね♪
こうのす花まつりは5月17日(土)から25日(日)まで開催しており、ポピー・ハッピースクエアでのポピーまつりのみ6月1日(日)まで楽しむことができます。
今回紹介できなかったオープンガーデンも各会場などでもらえるパンフレットに案内が載っているので、花を探して街散策してみるのも面白いと思います。
家族みんなで花を楽しむのもよし、
格安B級グルメを目当てに1人で食べ歩くのもよし。
五感を刺激されるステキなイベントでした♪
(取材・執筆:あるかでぃあ)
※「ゆるキャラ(R)」はみうらじゅん氏の著作物であると共に扶桑社及びみうらじゅん氏の所有する商標です。
©深谷市2010
©桶川市観光協会2010
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