秋を探して
皆さんコンニチハ!先日新しい某りんご電話が発表されて狂喜乱舞のダメライター、あるかでぃあデス!デジタルガジェット大好き!(=゚ω゚)ノ
8月はあんなに暑かったのに、9月に入った途端に涼しくなりましたね。
おかげで体調を崩しがちだったりしますが、こんなに涼しい秋の入りは何年振りでしょうか。
このまま涼しい日が続くと紅葉の季節も早そうですよね。
そんなワケで、今回の埼玉レポートは秋の紅葉スポットを先取りして探しに行って参りました!
ワインディングの先に
自慢の埼玉データベースでパパパッと検索して見つけた紅葉スポットは「名栗湖」。
埼玉県には大小合わせて十数個のダム湖や溜池があり、この名栗湖もその1つ。
ダムとしての名称は「有間ダム」といい、名栗湖という名前は一般公募で付けられた名前です。
圏央道の青梅ICから岩蔵街道(都道44号線)を抜けて埼玉県へ入り、くねくねと曲がる県道を北上していくこと30分ほど。目的の名栗湖が見えてきました。
気温こそ肌寒さを感じるくらいの涼しさでしたが、木々はまだまだ夏といった雰囲気。
道端に咲くコスモスの花だけが秋の風を感じさせてくれました。
名栗湖に向かう県道は景色も良く、緩やかなワインディングが続くので、行楽シーズン前の平日だというのにツーリングに訪れているバイクの集団などとも何度かすれ違いました。
紅葉真っ盛りともなれば、バイクやクルマで湖周辺を流すのも楽しそうです。
湖は静かにたゆたう
名栗湖はロックフィルダムに分類されるダムで、粘土質のコア材の周囲を岩石や土砂の層によって固めた遮水壁によって水を堰き止めています。
その構造上堰の両側はなだらかな傾斜になっていて、形がとても綺麗なのが特徴です。
そのロックフィル構造の堰の上を通り、いざ湖周遊のツーリングへ!
湖の南側を通る道は道幅が狭く視界の悪いカーブが多いので、クルマのすれ違いはそれほど大変ではありませんが運転には若干注意が必要です。
まさに崖っぷちの道を少し進むと、湖の上に変わった施設を見つけました。
取水関にしては構造がシンプルだな、と思ったら、どうやらこれは「洪水吐(こうずいばき)」のようでした。
洪水吐とはダムの水が溢れそうになった時に水を放流するための施設で、この名栗湖の場合は自然越流式というゲートを設けない構造のもの。覗き込むと巨大な穴のようでした。
Googleなどで「ダム 穴」と画像検索すると、大体どんなものなのか分かるかと思います。
この日に撮影した洪水吐は湖水面からかなり上の方に見えていたので、貯水量が少なくなっていたんでしょうね。
さらにしばらく道を進むと、今度は遊歩道の入り口を見つけました。
名栗湖周辺はハイキングコースとしても整備されているようで、権次入峠や棒ノ折山といった方面へ繋がっています。
名栗湖から500mほどのところにも日帰りで入れる天然温泉などがあるようで、ハイキングに来る人たちはその温泉を基点にすることが多いようです。
に、しても。
案内の看板が指し示すハイキングコース、人1人歩くのも大変なくらい細いんですが……
これ遭難したりしませんよね?
その先にも景色を楽しめるポイントや湧水などもあり、湖の周りを歩くだけでもかなり楽しめる感じ。
名栗湖自体がそれほど大きくはないので、何時間も掛かるような道のりではありません。
その後もこのまま湖を1周するぞー!
と気分良くクルマを走らせていたのですが、湖の北側に出たところで突然の通行止め!
どうやら崖崩れなどがあったようで、現在通れなくなっていたのです。
残念無念。
工事の看板によれば9月30日には開通するようなので、行楽に来るなら10月が良いかもしれません。
丁度紅葉も見ごろでしょうしね♪
仕方がないので来た道をUターンして戻ってみると、先ほどの通行止めの区間の反対側のあたりにお茶屋さんを発見!
丁度お昼だったのでここで休憩していくことに。
お店の名前は「レイクサイドテラス名栗湖」。
名栗湖周辺では唯一の休憩処のようで、ウッドハウス風の店内ではレストランのほかに地元の野菜なども売っていました。
レストランにはお店の名前の通り広いウッドテラスがあり、そこで名栗湖を眺めながら食事ができます。
紅葉シーズンなら最高の眺めでしょうね。
この日注文したお昼は山菜そば。
500円となかなかリーズナブル。
名栗湖は前述したように比較的小さなダム湖ですが、周囲に民家などが少なくハイキングなどにもとても良い場所です。
東京都心や飯能市街地などからもアクセスが良く、秋の行楽で人混みを避けたいなら素晴らしい穴場スポットかもしれません。
オレも今度は取材ではなく、ドライブを楽しみに遊びに来てみたいですね♪
(取材・執筆:あるかでぃあ)
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