入間市×I&CO合同会社、子どもが主役の防災教育「はるるーと」実証実験が動画公開!

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埼玉県入間市から、ちょっと気になるユニークな防災プロジェクトの話題が届きました!その名も「はるるーと」。一見するとカラフルなビニールテープですが、これがなんと“防災教育キット”なんです。しかも、ただ貼るだけじゃない。子どもたち自身が防災の知識を学びながら、学校の中に避難ルートを作っていくという、まさに“体験型防災教育”なんですよ。

「はるるーと」ってなに?

「はるるーと」は、幅約5センチメートルのビニールテープに、避難時の合言葉「おかしもち」(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかよらない)と矢印がプリントされた、シンプルながらも実用性の高いアイテム。このデザインがまたかわいらしくて、子どもたちにも親しみやすい工夫がされています。

「防災をもっと身近に、もっと楽しく」——そんな想いから誕生したこのキットは、I&CO合同会社の社員のアイデアから生まれたもの。震災が多い日本で、デザインの力を防災に活かせないか?という視点からスタートしました。

子どもたちの手でつくる避難ルート

今回、入間市とI&CO合同会社は協力協定を締結し、「はるるーと」を使った実証実験を実施。場所は入間市立藤沢東小学校。なんと、小学4年生が総合的な学習の時間に、このキットを使って実際に避難ルートを作成しました。テープを貼る体験を通じて、子どもたちが主体的に「どう逃げるのか」を考える、まさに学びと体験が一体となった取り組みです。

この企画は、入間市が設けた市民・企業と行政の共創窓口「いるま未来共創ラボ」から生まれた第1号事業。令和6年8月に提案があり、10月には実施という異例のスピード感で実現しました。市と企業、そして学校が一丸となって進めた、まさに“未来の防災教育”と言えるプロジェクトです。

実証実験の様子は動画でチェック!

この実証実験の様子は、現在、入間市公式YouTubeチャンネルで公開中。子どもたちが真剣に取り組む姿や、笑顔でテープを貼っていく様子を見ることができます。防災=堅苦しいものというイメージがある方には、ぜひ一度見ていただきたい内容です。

また、入間市の公式ホームページでは、実施に至るまでの経緯や、子どもたちの感想なども紹介されているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

「防災」をもっと身近に、もっと楽しく

「はるるーと」は、今後さらに広がっていく可能性を秘めた防災教育の新しいかたち。特に、子どもたちが自ら関わることで、ただ知識を得るだけでなく“行動する力”を身につけられるのが大きな魅力です。

「防災は大人のもの」ではなく、「防災はみんなのもの」へ。そんな意識を育てていくための第一歩として、このような取り組みがもっと多くの地域に広がっていくと素敵ですね。

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