地域の“つながり”をテーマにした1か月間の啓発企画
ふじみ野市で、ちょっと気になる名前のイベントが開催されます。その名も「となりのトナリはなにしてる?」。このイベントは、孤独や孤立の問題に向き合うために、地域と人とのつながりを深めることを目的とした啓発企画です。
会場は、地元の商業施設「トナリエふじみ野」の1階。5月1日(木)から30日(金)までの約1か月間、さまざまなプログラムが実施されます。
「誰かと話したい」「何か始めたい」そんなあなたにぴったり
孤独や孤立といっても、年齢や性別に関係なく、誰にでも起こりうること。だからこそ、地域が一緒になって人と人とがつながる“しくみ”を作ることが大切。ふじみ野市では、官民が協力して「ふじみ野市版 孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」を立ち上げました。
このイベントもその一環。メインテーマは「つながろう ふじみ野プロジェクト2025」。参加者が無理なく、自然なかたちで“つながり”を感じられるよう、温かみある企画が盛り込まれています。
どんなことが体験できるの?イベント内容をご紹介
会場では、下記のようなさまざまな企画が予定されています。
- パネル展示:孤独・孤立に関する情報や、地域での取り組みを紹介。
- ハンドメイドワークショップ:ものづくりを通して、初対面でも会話が弾むきっかけに。
- おしゃべりカフェ:ゆったり座ってお茶を飲みながら、誰かとちょっと話せる時間。
- なんでも相談会:生活に関するお悩みや不安を専門スタッフに相談可能。
どれも気軽に立ち寄れる内容ばかり。買い物ついでに、ふらっと立ち寄ってみるのもおすすめです。
「あいさつキャラバン」で地域の声かけ文化を
もうひとつ注目なのが、5月22日(木)に開催される「あいさつキャラバン」。チラシの配布などを通じて、「おはよう」や「こんにちは」といった日常のあいさつの大切さを再認識する活動です。
地域の人たちが顔を合わせたときに自然と交わせるあいさつ。それが、小さな安心感や信頼関係につながっていく——そんな気づきを共有する1日になりそうです。
孤独や孤立は「自分ごと」。だからこそ、みんなで考えたい
ふじみ野市の取り組みは、どこか大きなことを押し付けるのではなく、「ひとりの市民として、自分にできることを考える」きっかけをくれる優しい企画ばかり。身近な場所に行ってみるだけで、意外な出会いや発見があるかもしれません。
地域のことに関心を持つ第一歩として、ぜひ「となりのトナリはなにしてる?」をのぞいてみてくださいね。
開催概要
- イベント名:となりのトナリはなにしてる?
- 会場:トナリエふじみ野1階 ステップゴルフプラス横(埼玉県ふじみ野市うれし野2-10-87)
- 開催期間:2025年5月1日(木)~30日(金)※一部イベントは個別日程
- 問い合わせ:ふじみ野市 地域福祉課(TEL:049-262-8130)