さいたま市西区発、伝統工芸と職人の未来を守る!輪島塗工房再建支援プロジェクト

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今回は、日本の伝統工芸を守るために立ち上がった素晴らしいプロジェクトをご紹介します。創業40年以上の実績を誇る「株式会社AQ Group」が、二重被災を受けた石川県輪島市の輪島塗職人「塗師屋いち松」の工房再建に尽力しているお話です。

伝統工芸と職人を支える理念

「株式会社AQ Group」は、埼玉県さいたま市西区を拠点に木造建築を手掛ける企業。1978年の創業以来、日本の伝統工芸や職人技術を支援し続けています。代表取締役社長の宮沢俊哉さん、通称「カンナ社長」は元大工として、職人の技術と伝統文化を守ることに強い情熱を持っています。

能登半島地震と豪雨被災、二重の試練

2024年に発生した令和6年能登半島地震と豪雨災害は、多くの人々の生活に大きな影響を及ぼしました。「塗師屋いち松」もこの二重被災により工房が半壊し、作品や道具を失いました。このままでは輪島塗という日本が誇る伝統工芸の灯が消えてしまうかもしれない、という危機感が広がっています。

AQ Groupの多角的な支援

AQ Groupは、伝統工芸の存続を目指してさまざまな支援を行っています。全国のネットワークを活用し、資材調達や職人派遣を実施。さらにクラウドファンディングを立ち上げ、工房再建のための資金調達をサポートしています。

クラウドファンディングの目標金額は500万円で、工房の建築費用や運転資金に充てられる予定。プロジェクト公開3日間で支援金が目標の半分に到達し、注目を集めています。

伝統文化の未来を守るために

宮沢社長は「地域を超えた相互扶助の精神が大切」と語ります。これまで阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめとする災害復興に携わり、多くの経験を積んできました。この経験を生かし、日本の伝統文化と人々の暮らしを守る活動を続けています。

プロジェクトを応援しよう!

「塗師屋いち松」の工房再建は、日本の伝統工芸を守るための第一歩です。このプロジェクトに興味を持たれた方は、ぜひ以下のリンクから詳細をご覧ください。

クラウドファンディングはこちら

まとめ

埼玉県発の「株式会社AQ Group」が展開する伝統工芸支援プロジェクト。能登半島の輪島塗を守るための取り組みは、多くの人々に感動と希望を与えています。私たち一人ひとりが日本の文化を守る一端を担うことで、次世代へ素晴らしい伝統を繋げていきましょう。

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