【さいたま市】2025年の彩り満載!次の歴史を刻む舞台をまるごと体感ワクワクエンタメ情報★

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「彩の国さいたま芸術劇場」と「埼玉会館」の魅力が加速!

皆さん、こんにちは!埼玉県の芸術文化を盛り上げる拠点として親しまれている「彩の国さいたま芸術劇場」と「埼玉会館」が、2025年度のラインナップを発表しました。
大規模改修工事や劇場開館30周年を経てパワーアップした劇場と、2026年に創立100周年を迎える埼玉会館。世代やジャンルを超えた新しいステージの数々が登場するこの一年は、“クロッシング”をキーワードに、たくさんの出会いと驚きが詰まったプログラムが目白押しです。
本記事では、2025年度の見どころをたっぷりご紹介していきますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。

「カンパニー・グランデ」が2年目に向けて新作上演へ

まず注目したいのが、振付家・ダンサーとして有名な近藤良平さんが就任時から温めてきた新シアターグループ「カンパニー・グランデ」。
16歳から83歳まで、障がいのある方や外国につながりのある方など、多彩なバックグラウンドを持つ120名が集まり、2024年に始動したばかり。
今年度(2025年度)はさらにワークを重ね、2026年2月に大ホールを舞台に新作公演をお披露目予定とのこと。まさに、いろいろな個性が共鳴しあって誕生する“社会そのものを映し出すような舞台”が期待できます。

埼玉県を巡る「埼玉回遊」で地域の魅力を再発見

劇場の改修休館中にスタートした「埼玉回遊」は、芸術監督の近藤さんが「県内を隅々まで巡りたい!」という熱い思いを抱いて始めたプロジェクト。
伝統行事や地元の食文化を深掘りしながら、県内のあちこちを訪問しています。そこで出会った人々と、劇場を行き交うアーティストや観客が交流できるようなイベントも開催されるので、普段は触れられない埼玉の多彩な文化と出会える絶好のチャンス!
2025年度もまた新たな場所が公募・推薦され、近藤さんが足を運ぶ予定。県内の魅力を一緒に再発見してみませんか?

「ジャンル・クロスⅢ」は近藤良平×松井周の再タッグ

異なるジャンルをかけ合わせることで、新しい表現を探究するシリーズ「ジャンル・クロス」。
第3弾となる今回は、就任当初にもタッグを組んだ劇作家・演出家の松井周さんとのコラボが復活! 松井さん書き下ろしの戯曲を、近藤さんが演出するスペシャルなコラボレーションです。
俳優・成河さんが引き続き出演し、演劇やダンスの枠を超えた挑戦的な舞台が生まれそう。作品づくりの過程からも目が離せません。

シェイクスピア・シリーズ2nd「マクベス」

彩の国さいたま芸術劇場といえば、長年の歴代芸術監督によるシェイクスピア全作上演という壮大な実績が有名。
その伝統を未来につなぐ新シリーズ「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」は、2024年度の『ハムレット』に続き、第2作となる『マクベス』を上演します。
演出は吉田鋼太郎さん、出演には藤原竜也さんや土屋太鳳さんなど魅力的なキャストが揃い、シェイクスピアの普遍的な面白さを鮮やかに届けてくれますよ。

ダンスの聖地・埼玉が誇る世界レベルの舞台

彩の国さいたま芸術劇場は「ダンスの埼玉」としても有名!
コンドルズ新作公演から、世界的ダンサーであるアクラム・カーンの『ジャングル・ブック』来日公演、さらにピナ・バウシュ最晩年の作品『Sweet Mambo』を披露するヴッパタール舞踊団が8年ぶりに来日するなど、世界のダンス最前線を楽しめる貴重な機会が勢揃い。
新世代ダンサーの育成を目指す「ダンス・リダイレクション」プログラムも継続し、ジャンル問わずチャレンジの場を広げています。

音楽ホールで至福の時間を

音響の評価が高い「彩の国さいたま芸術劇場」の音楽ホールでは、ピアノリサイタルから室内楽まで、多彩な公演が予定されています。
ショパン国際ピアノ・コンクールで注目を浴びたユリアンナ・アヴデーエワがショスタコーヴィチの《24の前奏曲とフーガ》を全曲披露したり、世界が注目するカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーとギターの新星ティボー・ガルシアがデュオ・リサイタルを開催したりと、まさに世界トップクラスのアーティストたちが埼玉にやってきます。
さらに、「エトワール・シリーズ プラス」では注目の若手ピアニスト・務川慧悟さん、ヴァイオリニスト・金川真弓さんが、それぞれ室内楽やリサイタルに挑戦。生まれたばかりの才能が大きく花開く予感がしますよ。

地域と劇場が一体に!オープンシアターやアート展示

「ダンスのある星に生まれて2025」と題したオープンシアターイベントも見逃せません。
駅から劇場までの道のりも含めてダンス一色に染まる2日間は、まるで大きなお祭りのよう。トゥクトゥクが走ったり、「さいさい盆踊り」や「子どもディスコ」など、地域住民も一緒に楽しめるワクワク企画が盛りだくさんです。
リニューアル後の劇場内では、音の展示「サウンドスケープ」や現代アートチーム目[mé]によるパフォーマンスなど、いつ訪れても新しい発見があるはず。気軽にアートを感じてみてください!

埼玉会館100周年を祝うプログラムも

1926年に渋沢栄一の尽力によって建設された初代・埼玉会館が、2026年にいよいよ100周年を迎えます。
その祝宴として新年早々に行われるのが、寿ぎ狂言『万作・萬斎の世界』。長い歴史と伝統が培ってきた芸術が、さらに次の世代へと継承されるアニバーサリーイヤーになりますね。

若い才能の開花を応援する「彩芸ブロッサム」

新進気鋭のアーティストやカンパニーに実験・発表の場を提供し、劇場が全力サポートする公募型提携プログラム「彩芸ブロッサム」。
2024年度には振付家の女屋理音さんがワーク・イン・プログレス公演を実施し、2025年度も新たに選出されるアーティストや団体が作品づくりに挑戦します。これからの演劇界・ダンス界を担う才能との出会いに期待が高まります!

気になる2025年度の主な公演日程

ラインナップは公式サイトでもチェックできますが、注目度の高いものをピックアップしてみました。

◆ 4月20日(日) バッハ・コレギウム・ジャパン《マタイ受難曲》

◆ 5月8日(木)~25日(日) 『マクベス』

◆ 6月7日(土)・8日(日) コンドルズ新作『BORN TO RUN』

◆ 6月20日(金)~22日(日) アクラム・カーン『ジャングル・ブック』

◆ 11月27日(木)~30日(日) ヴッパタール舞踊団 ピナ・バウシュ『Sweet Mambo』

◆ 2026年2月7日(土)・8日(日) カンパニー・グランデ 新作公演

ほかにも音楽・ダンス・演劇と多数の公演が目白押し。時期によっては地元の方が参加できるオープンシアターやワークショップもあるので、気軽に足を運べるのが嬉しいですね。

近藤良平芸術監督からのメッセージ

「森の中を歩くように、新しい表現との出会いを楽しんでほしい」と語る近藤監督。
120名による「カンパニー・グランデ」の進化や、二度目のタッグとなる松井周さんとの創作、さらに海外からの一流カンパニー招聘まで、バラエティ豊かなプログラムが勢揃いです。
劇場ならではの臨場感を、ぜひ直接肌で感じてみてください。

まとめ:埼玉の舞台芸術をまるごと楽しむチャンス

「彩の国さいたま芸術劇場」と「埼玉会館」が2025年度にお届けするのは、ジャンルや世代、国籍さえも超える“クロッシング”なプログラムの数々。
一人ひとりが違うからこそ混ざり合い、新しいアートが生まれる瞬間を体験できるのが魅力です。
大人も子どもも、一緒に楽しめるイベントも多いので、アート初心者さんもどうぞ気軽に覗いてみてください。きっと、まだ見ぬ扉が開かれるはずですよ!

彩の国さいたま芸術劇場・埼玉会館 2025年度ラインナップ
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